J-WOOD工法
強固な接合を実現・高耐震性能
J WOOD・LVL(Laminated Veneer Lumber)は、
現代科学が生み出した最良の構造材の一つです。
近代の木構造材に、科学的にアプローチした
木質材料で、安定した強度と品質を併せ持つ理想的な構造材です。
JWOOD EXは乾式加圧注入材でAQ2種(JAS K3相当)の認証品です。 防腐防蟻剤が中までしっかりと注入されているので安心です。
地震列島日本に自信あり!
実物大住宅振動実験済。震度7クラスでも大丈夫!!!
地震列島日本と言われるくらい、どの地域でも地震は起こると言われており、 阪神淡路大震災や新潟中越沖大地震、西方沖大地震など震度7クラスが 多々発生しております。そこで、JWOOD工法は実大振動実験を行い、地震に強い!という証明を得ました。
建築基準法レベルを上回る構造強度を裏付ける為、住宅性能表示制度における「構造の安定」について耐震最高等級3、耐風最高等級2、劣化対策最高等級3相当が実現可能強度は従来のムク構造材の約1.5倍。
J WOOD・LVL+J-WOOD工法の最大の利点は断熱・気密、施工部分などの住宅の寿命と住環境に最も影響する部分に不具合が発生する心配がほとんどなくなる事です。
したがって、住宅の寿命が従来の住宅と比較にならない程、長くなりさらに健康的で快適な住環境が実現します。
従来軸組工法とJ-WOOD工法の違いはどんなところなの?
在来軸組工法の基本的な接合は、「仕口と継手」です。しかし、仕口と継手の結合部は、木材を大きく削り取って組み合わせるために、接合部が弱くなり、地震などの揺れで接合部が折れてはずれる心配がありました。
J WOOD・LVLとJ-WOOD工法は、大断面構造用LVL等による木造の公共ホールや体育館等に普及してきた『金物接合』を住宅の構造接合に採用したのが始まりです。
欧米では、すでに数十年の経験を持つこの金物接合工法は、理論的に確立されているばかりではなく、各種公的試験によって、その性能が実証されており、在来軸組工法による構造仕口の2倍以上の耐力が公的にも認められています。
J-WOOD工法のような緊結金物工法の導入によって、躯体の建て方は革命的に一変しました。
特に『構造精度』の点では、今までの常識では考えられないような高い性能を発揮しています。
古代建築は在来軸組工法でも長寿ですが、どうしてなの?
(図2)は、一般的な在来軸組構造の通し柱の例です。
昔は金物をいっさい使用しないで、このように木組みだけで接合していたのです。
在来軸組工法は、優れた工法ですが、柱を刻んで切り欠きを造って軸組するために、断面欠損が多くなり、木材の強度が失われるという難点があります。 通し柱には、3ヵ所、最大4面に断面欠損の心配があります。
現在も残っている古代建造物は、使用している木材が太く、また、接合部も多くの材木を使用して接合しています。
現在の一般住宅では105〜120mm角が標準ですから、単純に比較は出来ませんが、在来軸組工法を採用するとすれば、単純に、現在の倍以上の柱の太さが必要となるはずです。
(図2)の軸組工法と(図3)、(図4)のJ-WOOD工法のJK金物の施工例と比較してみれば良くわかるように、J-WOOD工法では、通し柱にはボルト穴以外、傷が付かないし、梁などの横架材もJK金具の取付スリットとパイプピンの穴だけで済んでしまいます。
図の比較でも分かるように継手構造の強度に大きな差がでます。